小学校で盗撮の元児童支援員 初公判で起訴内容認める

小学校で盗撮の元児童支援員 初公判で起訴内容認める
NHKニュース 鳥取 2024年05月27日 17時22分

自身が勤務していた小学校で着替えをしていた児童を撮影したとして、児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われている湯梨浜町の小学校の元児童支援員の初公判が開かれ、被告は起訴内容を認めました。

湯梨浜町の小学校の元児童支援員、山崎哲平被告(41)は去年(令和5年)4月からことし2月にかけて、勤務していた小学校で着替えをしていた女子児童、あわせて9人の動画を撮影したとして児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われています。
27日、鳥取地方裁判所倉吉支部で開かれた初公判で被告は「間違いはありません」と起訴された内容を認めました。
このあと検察側は冒頭陳述で「被告はおととし(令和4年)4月ごろから性的な興味から盗撮しようと決意した」と述べました。
その上で、被告がオンラインショップで購入したボールペン型のカメラを児童の更衣室に設置し、およそ50回にわたり盗撮を繰り返したほか、盗撮した動画をハードディスクに保存していたと主張しました。
被告は今月24日、同じ手口で着替えをしていた児童3人を撮影した罪で追起訴されていて7月9日に行われる次の裁判では追起訴された事件も審理される予定です。

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実名報道されていました!
情報提供感謝します。

容疑者の男は、2023年4月から2024年3月にかけて、鳥取県中部の教育施設で、18歳未満と13歳未満のあわせて4人の少女の性的な部位を盗撮し児童ポルノを製造したとして、4月2日に児童買春・ポルノ禁止法違反と性的姿態撮影処罰法違反の疑いで逮捕されていました。その後の調べで、別の13歳未満の少女5人の性的な部位を盗撮した映像データが新たに見つかったとして、16日に再逮捕されました。
警察の調べに対し男は、「着替え中の被害者を盗撮する目的はありませんでした」と、容疑を否認しているということです。

児童ポルノ製造の罪などの疑いで逮捕されたのは、学校職員の40代の男です。警察によりますと、男は県中部に住む未成年の女性4人に対し、女性が未成年だと知りながらひそかに裸の姿を撮影し、児童ポルノを製造した疑いが持たれています。
事件関係者から通報を受けて進めていた別の事件の捜査過程で、女性4人の被害が発覚したということです。

3月12日、教室を利用した児童がロッカーの上にあるカメラを見つけ、学校の職員に報告しました。
町教委によると、児童がカメラを発見した時点では記録媒体が残っていましたが、児童からカメラを受けとった職員が校長に手渡した時にはなくなっていたということです。

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