札幌中1女子いじめ自殺“黒塗り報告書”に秋元市長「黒塗りは本当に必要な部分だったか」再検討を指示 教育長の謝罪の遅れに反省促す

札幌中1女子いじめ自殺“黒塗り報告書”に秋元市長「黒塗りは本当に必要な部分だったか」再検討を指示 教育長の謝罪の遅れに反省促す
HBCニュース北海道 2023/12/26(火) 17:19配信

 おととし、札幌市で自殺した当時中学1年生の女子生徒が、いじめを受けていた問題で、秋元克広市長は教育委員会が公表した調査報告書の黒塗りの部分を、遺族の意向をふまえて見直すよう指示したことを明らかにしました。

 先週、公表された調査報告書では、大部分が黒塗りされていて、死亡した女子生徒の両親は「できるだけ開示するよう求めたが、市教委に拒否された」と訴えています。

 一方の教育委員会は、両親の了解を経た上で、市の条例に基づき判断したと説明しています。

札幌市教育委員会 檜田英樹教育長
「市の方で慎重になりすぎた部分があるのかなと。隠ぺいしようとした意図がある訳ではない」

 秋元市長は、26日午後、会見を開き「事案を正確に伝えるためにも、本当に黒塗りが必要だったのか」と話し、再検討を指示したことを明らかにしました。

 また調査報告書が2月にまとまっていたにもかかわらず、両親への謝罪が、今月18日、報告書の公表の直前になるなど遅れたことについて「両親に不快な思いをさせ、不信感を増大させた」として、教育長に反省を促したということです。

 なお、秋元市長は、再調査が必要かどうかについては、両親の意向をふまえて検討すると話しました。

 会見に先立って行われた札幌市内の学校長を集めた緊急集会では、檜田教育長は「いじめは人間性と尊厳を踏みにじる行為であることを改めて教職員で確認し、適切な防止対策ができるようリーダーシップを発揮してほしい」と訴えました。

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