不正経理で厳重注意=元学長候補の教授−東工大

不正経理で厳重注意=元学長候補の教授−東工大
時事通信(2012/03/30-22:21)

 次期学長に就任予定だった岡崎健教授の研究室不正経理問題で、東京工業大学は30日、岡崎教授を文書による厳重注意とし、同室の男性教員を戒告処分とした。
 岡崎教授は学長就任予定だった昨年10月、研究室の不正経理疑惑が浮上。教員が請求書を誤って2度経理担当に回し、過払いされた約127万円を業者にプールし、パソコン購入などに充てたことが調査で判明した。
 岡崎教授の直接的な関与はなかったが、調査委員会は一定の責任を指摘。教授は先月、学長就任辞退を申し出た。同大の学長候補の辞退は2人続けてで、9月まで伊賀健一学長が務めることを決めた。

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