「警戒心の乏しい子どもを狙った執拗で悪質な犯行」未就学女児の体触り連れ去ろうとした東北医科薬科大学の53歳元大学教授に検察が懲役3年を求刑 仙台地裁

「警戒心の乏しい子どもを狙った執拗で悪質な犯行」未就学女児の体触り連れ去ろうとした東北医科薬科大学の53歳元大学教授に検察が懲役3年を求刑 仙台地裁
tbc東北放送 2024/1/15(月) 16:22配信

去年7月、仙台市内の商業施設で、未就学の女の子にわいせつな行為をした罪などに問われている東北医科薬科大学の元教授の男の裁判で、検察側は男に対し懲役3を求刑しました。

不同意わいせつとわいせつ略取未遂などの罪に問われているのは、東北医科薬科大学の元教授・藤井優被告(53)です。

起訴状などによりますと、藤井被告は去年7月26日仙台市泉区の商業施設のゲームコーナーで、面識のない未就学の女の子の体を触ったうえ、体を抱えて連れ去ろうとした罪などに問われています。

15日、仙台地裁で開かれた論告求刑公判で検察側は、「警戒心の乏しい子どもを狙った執拗で悪質な犯行。身勝手で酌量の余地はない」として、懲役3年を求刑しました。

一方、弁護側は「今後、医療機関でのカウンセリングや被告の妻らが再犯防止に向け支援する予定で、被害者に示談金も支払われている」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。

藤井被告は、「深くお詫びいたします。申し訳ございませんでした」と被害者やその家族に向け謝罪の言葉を述べました。判決は1月30日に言い渡されます。

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