保育園で約2億5千万円横領か…前理事長の64歳男が起訴内容認める「アプリで女性と出会い金つぎ込んだ」
東海テレビ 2024/1/18(木) 22:02配信
愛知県瀬戸市の保育園で、多額の運営費を横領した罪に問われている前理事長の男が、初公判で起訴内容を認めました。
瀬戸市で保育園を運営する法人の前理事長・森田正明被告(64)は、園の積立金など計約2億5000万円を横領した罪に問われ、18日の初公判で起訴内容を認めました。
冒頭陳述などで、検察側は「女性と話したいなどと思い、5〜6年前から複数のマッチングアプリを使う中で“あいな”という女性に出会い、TikTokのオンラインショップへの投資を勧められて金をつぎ込んだ」と横領に至る経緯を説明しました。
さらに「園の金に手をつけることは悪いことだと分かっていたが、『バレなければいい』『バレたらどうにかすればいい』と自分に都合のよい考え方をしていた」と森田被告の供述調書を読み上げました。
愛知県瀬戸市の社会福祉法人「菱野団地子どもセンター」が運営する保育園の積立金約2億5000万円が着服された問題で、県警捜査2課と瀬戸署は30日、法人前理事長で介護施設アルバイト、森田正明容疑者(64)を業務上横領容疑で逮捕した。
森田容疑者は容疑を認めている。県警は、森田容疑者がマッチングアプリで知り合った人物から投資を持ちかけられて着服したとみて詐欺事件についても捜査している。
逮捕容疑は社会福祉法人理事長だった今年7月31日〜8月2日、インターネットを通じ、法人が運営する保育園名義の銀行口座から自身の口座などに計約1億8700万円を送金し、着服したとしている。
県警などによると、社会福祉法人は3保育園を運営し、着服されたのは園舎建て替えなどのため積み立てた資金だった。森田容疑者はアプリで知り合った人物からオンラインショップの出店を持ちかけられ、着服した金は指定された口座に送金していたという。
この社会福祉法人は今月1日、森田容疑者が積立金のほぼ全額である計約2億4730万円を着服したと発表。保育園に補助金を交付している瀬戸市は同4日、業務上横領容疑で刑事告発し、法人も同12日に刑事告訴していた。【熊谷佐和子】