児童の体たたくなど体罰や侮蔑的言動 特支学校の女性教諭2人を減給 少女へのわいせつなどで男性教諭ら3人処分 千葉県教委の懲戒処分件数、過去最悪を更新

児童の体たたくなど体罰や侮蔑的言動 特支学校の女性教諭2人を減給 少女へのわいせつなどで男性教諭ら3人処分 千葉県教委の懲戒処分件数、過去最悪を更新
千葉日報オンライン 2024/3/21(木) 19:48配信

 千葉県教委は21日、県立つくし特別支援学校(松戸市)で児童に体罰を行うなどしたとして34歳と31歳の女性教諭2人をそれぞれ減給、監督責任として男性校長(56)を戒告の懲戒処分とした。同校では別の教諭2人にも不適切な指導があったとされ、被害に遭った児童は計10人に及ぶ。県教委はこの他、少女へのわいせつ行為などで教諭ら3人に対し停職などの懲戒処分を決定。本年度の懲戒処分は本人処分39件、監督責任を含めると52件となり、いずれも2004年度の統計開始以来、過去最悪を更新した。

 県教委教職員課によると、県立つくし特別支援学校の34歳女性教諭(減給10分の1、6カ月)は2022年、校内で児童8人に対して、頭を小突いたり体をたたいたりの体罰を行ったほか、侮蔑的な言動をとった。31歳女性教諭(同、1カ月)も同年、児童4人に複数回侮蔑的な言動をするなどした。

 同年12月上旬、行為を目撃した職員が校長に報告して発覚。同校や県教委が調査していた。県教委の聞き取りに34歳教諭は「(体罰などの)つもりではなかった」と否定。31歳教諭は「自分自身に余裕がなくなっていた」と述べたという。調査では別の教諭2人の不適切指導も判明したが、同課は「懲戒処分には至らなかった」とした。

 公立小の60代男性教諭は昨年5〜7月、18歳未満の少女の体を触ったとして停職6カ月。県教委は「被害者が望んでいない」などとして、教諭と少女の関係などの詳細は公表していない。県立高校の60代男性講師は停職3カ月。顧問を務める運動系部活動の女子生徒の体を触った。

 県北西部の県立高校の男性教諭(32)は減給10分の1、1カ月。昨年8月ごろから今年1月下旬ごろまでの間、顧問を務める文化系部活動の女子生徒と校務用パソコンなどを介して私的なやり取りをした上、同月、指導中に同女子生徒らに対して「お前なんかいらない」などと発言した。

 県教委は「県民の信頼を裏切り誠に申し訳ない」と謝罪。教諭としての自覚と倫理観を持って指導に当たるよう研修などを通して徹底するとした。

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