女子中学生に性的行為した中学教諭、知人女性の車にGPS装着した用務員…懲戒免職
読売新聞オンライン 2024/4/27(土) 13:54配信
福岡市と市教育委員会は26日、児童買春やストーカー行為、盗撮未遂などの疑いで逮捕された市職員3人について、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
市教委が処分したのは、女子中学生に性的な行為をしたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑などで逮捕、起訴された。市教委の聴取に対し、被告はSNSを通じて女子中学生と知り合ったと話しており、他の女子高生ら4人についても買春行為などを認めている。
また、市教委は、知人女性の車に全地球測位システム(GPS)の機器を装着し、位置情報を取得したなどとして、ストーカー規制法違反容疑で逮捕、起訴され、罰金30万円の判決を受けた市立中学校の学校用務員(39)も処分した。「女性に好意があった」などと話しているという。
さらに市は、佐賀市内の知人宅の脱衣所でスマートフォンを設置して女性を盗撮しようとしたとして逮捕された、市水道局の係員(32)(3月27日付で不起訴)も処分した。
市と市教委は「市の信頼を損なうもので、深くおわび申し上げる」としている。
一方、市は26日、昨年度に市職員に対して行った懲戒処分について、前年度より6人増の21人だったと発表した。わいせつ事案(9人)が最も多かったという。