女子柔道部員に「腐ったみかん」 長崎明誠高の教諭を停職6カ月 3回目の懲戒処分
長崎新聞 2024/8/21(水) 11:00配信
長崎県教委は20日、生徒に対し「腐ったみかん」などの不適切な発言をしたとして、>県立高の女子柔道部顧問の男性教諭(46)を19日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。県立長崎明誠高(長崎市西海町)で、教諭は2013年に体罰により戒告、を受けており、懲戒処分は3度目。前回処分から約1年後の再発で、県教委は「(県教委にも)責任の一端はある」とした。教諭は同日付で依願退職した。
同校女子柔道部は県高校総合体育大会で16大会連続優勝中の県内屈指の強豪。
県教委によると、教諭は今年3月下旬から4月上旬にかけ、やる気がないとして部員らに「腐ったみかん」と発言したり、「母子家庭」など個人情報や事実と異なる発言をしたりした。入学前から練習に参加していた特定の生徒に周囲に聞こえる状況で「学力が低い」と言い、この生徒らが雨の屋外で腕立て伏せをした際、やめさせるといった適切な措置を取らなかったなどの行為も確認された。
被害生徒のうち2人は県外へ転学。この保護者が4月、学校などに知らせ発覚した。教諭は「(部員を)奮起させるためにかけた声だった」としている。ほかに校長を戒告とした。
前回処分後、県教委は教諭への外部研修や複数顧問の配置といった対応を実施。「教諭の指導を求める生徒や保護者もいた」としている。来年度の生徒受け入れは行わず、寮は廃止を含め検討していく。
このほか、県教委は昨年4月に長崎市深堀町で道路を横断していた80代女性を乗用車ではねて死亡させ、過失運転致死罪で罰金刑を受けた市立小の男性教諭(60)を減給10分の1(2カ月)とした。