館山の中2自殺:記名アンケで市教委を批判−−市議一般質問 /千葉
毎日新聞 2012年12月7日(金)12時34分配信
館山市議会は6日、本会議が開かれ、08年の中2自殺問題で市教委が先月実施した当時の同級生らへの再アンケートについて「遺族が納得しない記名式で実施したのは理解できない」などとただす質疑があったが、市教委は「生徒の父親とは十分に話し合った」と釈明するだけで、詳しい経緯についてあいまいな答弁を繰り返した。石井敏宏議員(無所属の会)の一般質問への答弁。
石井氏は事件直後に学校が実施したアンケートを後任の校長が廃棄した経緯について詳しい説明を要求。今回の再アンケートで保護者宛ての依頼文に「(廃棄したアンケートに)『いじめに関する記述はなかった』と書き込んだのはおかしい」と指摘した。
さらに記名式での実施について「(無記名式の方がより正確な回答が得られやすいという)文部科学省の指導とも逆行する」と追及したところ、市教委は「文科省の指導は学校内部の調査に対するもので、今回のアンケートは一般の保護者や卒業生向け」などと弁明。石井氏は納得せず「一連の対応はあまりに閉鎖的だ」と厳しく批判した。【中島章隆】
12月7日朝刊