浜松・中2転落死:いじめ対策組織設置へ 自殺受け浜松市教委 /静岡

浜松・中2転落死:いじめ対策組織設置へ 自殺受け浜松市教委 /静岡
毎日新聞 2012年12月21日(金)11時22分配信

 浜松市中区で今年6月、中学2年の男子生徒(当時13歳)が自宅マンションから転落死したのは自殺で背景にいじめがあったとする第三者委員会の調査報告を受け、浜松市教育委員会は20日、定例会を開き、いじめなどの防止対策を担当する部内組織を設置する意向を明らかにした。
 高木伸三教育長によると、部内組織は教委内各課を横断する5、6人のメンバーで構成。いじめのほか、不登校などといった教育問題を担当させたい考え。将来的には、これとは別に専門家で組織する、常設のいじめ対策チームの設置も視野に入れている。
 一方、男子生徒が通っていた中学校で同日、全校集会が開かれた。校長は全校生徒の前で「(亡くなった生徒の)つらい心の中を察知して指導することができなかったことを大変申し訳なく思っている。心からおわびしたいと思う」と話した。
 また生徒が亡くなった6月12日を「命について考える日」とし、今後、全校で命の大切さや、いじめをしないことを自覚する日にしたいと呼びかけた。
 校長は集会後「遊び半分でやったことが深刻ないじめに発展することを認識させる意味で、この全校集会が一つのスタート」と語った。【沢田均】
12月21日朝刊

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