桜宮高2自殺 「バスケやるの嫌になった」家族宛てに遺書

桜宮高2自殺 「バスケやるの嫌になった」家族宛てに遺書
産経新聞 2013年1月12日(土)14時35分配信

 大阪市立桜宮高校(都島区)のバスケットボール部主将だった2年の男子生徒=当時(17)=が男性顧問(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、生徒が家族に宛てた遺書に「死ぬことを決めました。バスケをやることが嫌になりました」などとする趣旨の記載があったことが12日、学校関係者への取材で分かった。

 生徒は顧問の体罰に悩み昨年12月22日に「とてもしんどい」と顧問に打ち明けながら、主将を続けることを決め、翌23日朝、自宅で首をつって死亡しているのが見つかった。顧問宛ての手紙には「ほかの部員と同じミスをしても主将だから、よりきつく怒られる」という内容が書かれていた。

 市教育委員会などによると、生徒が主将を続けるかどうかをめぐり、自殺4日前の19日、顧問がバスケ部の練習試合を見に来ていた生徒の母親に「キャプテンは無理そうです」と声をかけた。母親は「先生の望むキャプテン像は無理。代えてもらって構わない」と伝えていた。

 自殺する前、生徒は顧問から目をそらしたり、体を横に向けたり、顧問を避けるしぐさがあったという。

 顧問は自殺前日の22日、練習試合後に約1時間、桜宮高の体育教官室で生徒と面談。「しんどい」と打ち明けた生徒に、「2軍でもいいんやな」と迫った。さらに、「また明日から頑張ります」と主将を続ける意向を示した生徒に、「殴られてもええねんな」と念を押したという。

 生徒はこの日の夜、母親に「まだ頑張る」と告げたという。顧問も同日夜、母親に電話し、生徒に主将を続けさせることを伝えた。母親が理由の説明を求めると、生徒のために続けさせた方がよいと説明したという。

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