駆け込み退職：今月末、１３人 教職員除き−−県の中間まとめ ／千葉
毎日新聞 2013年2月5日(火)10時35分配信
全国の自治体で退職手当の引き下げを前に職員の駆け込み退職が相次いでいる問題で、３月から引き下げを予定している県内でも、少なくとも１３人の職員が今月末での退職を希望していることが４日、県の中間まとめでわかった。森田健作知事は「残念だがさまざまな事情があり、熟慮の上で判断した結果だと思う」と話している。また、今回は教職員などの数は入っておらず、それらを含めた最終まとめは２月中旬に発表する予定。
県総務課によると、１月３０日現在で、今年度末の退職予定者１７６２人のうち知事部局で９人、公営企業で４人が早期退職を希望しているという。いずれも体調不良や家族の介護などを退職理由に挙げているという。県警では早期退職希望者はいなかった。
県教委は、退職手当の引き下げの詳細を「各学校に周知を図っている段階」として、退職希望の教員などの人数を現時点で公表していない。【斎川瞳】
２月５日朝刊