県内小中学校で体罰7件 山形地方法務局が公表
山形新聞 2013年3月2日(土)15時41分配信
山形地方法務局が1日公表した2012年受理の人権侵害状況によると、体罰が小中学校で計7件あった。全体の件数は208件で前年に比べ22件増えた。
7件の体罰は▽小学校教員が児童の頭をたたいた▽中学校教員が生徒の胸ぐらをつかむ―など。大けがにつながった案件はなかったが、医師の診察を受けたケースはあった。
処理済みは4件。法律上の助言や関係団体を紹介する「援助」が3件、反省しているなどとして措置を講じない「措置猶予」が1件だった。寄せられた相談は13件で、受理件数とともに過去10年間で最も多かった。
208件のうち、公務員、教職員による職務執行に伴うものが30件。いじめに対する校長、教員の不適切対応などが16件あったほか、山形刑務所の刑務官による受刑者への嫌がらせも1件あった。
一般人同士のケースは178件。家族や夫婦間の暴行虐待が80件、セクハラや離婚の強制強要が21件で、合わせて約6割を占めた。インターネットへの書き込みで中傷されたといったプライバシーに関する侵犯は21件だった。