長井南中体罰:バレー部顧問体罰日常化か 部活以外も3件判明−−市教委調査 /山形
毎日新聞 2013年3月2日(土)11時43分配信
長井市立長井南中で昨年末に起きた体罰事件に絡み、同市教委は1日、体罰が起きた男子バレーボール部の部員や保護者への聞き取り結果を公表。体罰をした顧問の男性教諭(32)から部活動中に平手やボール、ズックでたたかれる行為があり体罰が日常化していた可能性が出てきた。また部活以外の新たな体罰3件も明らかになった。教諭は自宅謹慎中で、今後、市教委が個別研修を実施する。
この日の市議会全員協議会で、加藤弘二市教委委員長と加藤芳秀市教育長が報告した。
報告によると、体罰の理由は「声が小さい」などで、部員らは「厳しい練習は受け入れられるが、たたかれたりボールを当てられたりするのは嫌だった」と答えたという。体罰後の口止めには「顧問教諭への恐れの感情から」従ったとしている。
保護者の多くは教諭の指導手法について「県内で強豪校になるため、厳しい指導の一環として容認してきた」という。しかし母親からは「たたいてほしくなかった」との声が強かった。口止めについては「信頼してきただけに残念」との声があった。
一方、顧問教諭の聞き取りから部活動以外での体罰も判明。担任学級で昨年8月に女子生徒にいたずらをした男子生徒2人の指導の際、ズックで頭をたたいた▽同年3月8日のテスト中、テスト用紙を持ち上げた生徒を指導した際、額に指先を押しつけ赤い痕が付き、教頭と保護者に謝罪▽09年8月の運動会練習指導時に、友人にいたずらをしていた男子生徒の襟足を片手でつかみ首に傷がつき、教頭と共に謝罪していた。【近藤隆志】
3月2日朝刊