小学校女子トイレにカメラ 教諭を懲戒免職 神戸市教委

小学校女子トイレにカメラ 教諭を懲戒免職 神戸市教委
神戸新聞 2013/3/14 23:20

 神戸市教育委員会は14日、盗撮目的で勤務先の小学校の女子トイレに入ったとして、建造物侵入の疑いで逮捕された教諭藤本正文容疑者(30)を懲戒免職処分にした、と発表した。また、病気欠勤中に韓国旅行に行った小学校の女性調理師(38)を停職3日とした。

 市教委によると、藤本容疑者は2月21日の昼休みに女子トイレに小型カメラを設置したが、清掃をしていた児童がカメラに気付き、別の教諭に届けて発覚したという。市教委から連絡を受けた東灘署が22日に逮捕した。

 藤本容疑者は2009年からこの小学校に勤務。接見した市教委の担当者に「10年度から年に複数回、盗撮した。欲求をコントロールできなかった」と説明したという。

 一方、女性調理師は両手の湿疹を理由に、診断書も添えて8月2日〜14日まで病気欠勤を取得。同15〜21日まで夏季休暇を申請し、この間に韓国旅行を予定していたが、病気欠勤中に航空券のキャンセルが出たため「深く考えずに行ってしまった」と話したという。匿名の手紙が市に寄せられて分かった。(田中陽一)

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