男性教授をアカハラで処分 琉大 

男性教授をアカハラで処分 琉大 
沖縄タイムス 2013年3月22日(金)10時13分配信

 琉球大学(岩政輝男学長)は21日、同大医学部付属病院の女性職員2人に対するセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)と、うち1人には学位取得を妨害するなどのアカデミック・ハラスメントにも当たるとして同病院の男性教授(50)を停職10カ月の処分とした。教授の処分は19日付、22日から停職する。
 同大によると、教授は2007年から10年にかけて当時職員だった女性に性的な誘いをするなど、仕事がしにくい状況に追い込んだという。女性はその後、退職した。また同時期に、別の女性職員に性的な発言をはじめ、授業でも優越的地位を利用し、修学環境を悪化させたと判断した。
 大学の処分に対し教授は、異議を申し立てたが、大学は、停職10月の処分を確定させた。
 教授は沖縄タイムスの取材に対し、「代理人の弁護士を通してほしい」とコメントしている。
 11年10月ごろ、大学側に匿名で被害を訴える文書が届き、問題が発覚。翌年1月ごろから全学ハラスメント調査委員会が動き、今年3月19日の教育研究評議会で処分を決めた。大学では今後、全職員に向けてパワハラとセクハラの研修会を開き、防止に努めていく。
 発覚から処分までに約1年半要したことについて大学側は「匿名の文書だったために被害者の特定や証拠を固めるまでに時間がかかった」と説明した。岩政学長は「ハラスメントによる懲戒事案が起きてしまったことは誠に遺憾。今後、再発防止に努める」とコメントした。
 大学側は、潜在的な被害を探るためのアンケートの実施などを今後、検討するとしている。

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