県立学校:PTAから物品の借用目立つ 県教委が実態把握へ 学習机・パソコン・ロッカー、経緯不明も /香川
毎日新聞 2013年5月16日(木)17時58分配信
学習机、会議机、パソコン、応接セット、テレビ、ロッカー、ベンチ、テント、冷蔵庫、サイドテーブル、物置、絵画−−。県の12年度包括外部監査で、県立学校がPTAから多種多様の物品を借りている現状が明らかになった。監査人は改善は求めていないが、県教委は各校がPTAからどのような物品を借りているかなど実態を把握するため、調査を始める方針だ。【久保聡】
包括外部監査は、県立高校、特別支援学校のうち計19校を対象に実施された。結果報告書によると、全校がPTAから物品を借りている。300以上の物品を借りている高校もあり、種類は多岐にわたる。
ある高校は、学習机44点、木製ベンチ10点、テント24点、陳列棚5点など137物品を借りている。生徒たちの学習用や学校行事などに使われている物品も多い。同校の校長は取材に「長年借りているものも多くて経緯はよく分からないものもある。PTAが善意で貸してくれていると思う」と話した。
県教委によると、学校がPTAから物品を借りた場合、PTAと契約書をかわすよう決められている。だが、県教委では各校がどういった物品を借りているかは把握していないため、物品の数や種類、借り始めた時期、使途などを詳細に把握するため調査を行うことにした。
監査結果報告書は、PTAから物品を借りることについては問題視していないが、借入品が多い学校に対し、使用場所などを記載した一覧表がない場合は作成して物品を管理することが望ましいと意見している。ただ、監査人の公認会計士は「そんなに多くの物品を借りているのかと、正直驚いた」と話した。
5月16日朝刊