女子部員にわいせつ行為、高校体育教諭を懲戒免職 埼玉
2000.12.21 朝日新聞
顧問を務める運動部の女子部員２人にわいせつな行為をしていたとして埼玉県教委は２１日、県立高校に勤める男性教諭（４９）を懲戒免職処分とした。
県教委によると、この教諭は保健体育を担当。昨年１０月から今年１０月までの約１年間、部活終了後に女子部員を自宅まで送る車の中や体育館、教官室、合宿先などで体を触るなどわいせつ行為を繰り返したという。１１月上旬に女子部員が担任教諭に相談して発覚した。
県教委は「被害者のプライバシー」を理由に高校名などは公表しなかった。埼玉県青少年健全育成条例では１８歳未満の青少年とのみだらな性行為を禁じている。県教委高校教育課は「条例違反という認識はあるが、女子部員本人と親の希望があり、県警へは通報しない」としている。