(朝鮮日報日本語版) 「パルチザン教育」の元教諭、差し戻し審で猶予判決

(朝鮮日報日本語版) 「パルチザン教育」の元教諭、差し戻し審で猶予判決
朝鮮日報日本語版 2013年10月1日(火)11時4分配信

 中学生や保護者約180人を引率してパルチザン追悼行事の前夜祭に出席し、パルチザン活動を賛美する講義を聴かせた、全国教職員労働組合(全教組)所属の元教諭キム・ヒョングン被告(53)に対する差し戻し審で、全州地裁刑事4部(カン・サンドク裁判長)は先月30日、懲役2年、執行猶予3年、公民権停止2年、保護観察3年の判決を言い渡した。

 地裁は判決理由について「キム被告の犯行は、反国家団体である北朝鮮共産集団の活動に同調、呼応し、加勢するという意思を外部に示したものであり、憲法が保障する表現の自由の限界を超えている。だが、韓国の安全保障やアイデンティティーの維持に重大な脅威を与えたわけではない点や、キム被告がすでに教職を追われている点などを考慮した」と述べた。

 2008年に起訴され、一・二審で無罪判決を受けたキム被告に対し、大法院(日本の最高裁判所に相当)は今年3月「韓国の正統性を否定し、暴力的な方法により政府を転覆させようとしたパルチザンの活動を美化、称賛し、その精神を受け継ぐことを主張、宣伝する行事に、生徒や保護者たちを連れていったことは、国家保安法に違反する」として、審理を下級審に差し戻した。

 キム被告は2005年、全羅北道淳昌郡で行われたパルチザン追悼行事の前夜祭で、生徒たちに対し「元パルチザンのチャン・ギスさんは素晴らしい方だ」という手紙を読ませた後「外部勢力を追放し、わが民族同士で統一を成し遂げよう」というスローガンを叫ばせたとして起訴された。

シェアする

フォローする