小2男児の尻たたけ…女性担任、クラスで指示
読売新聞 2013年11月6日(水)12時30分配信
高知市の公立小学校で、2年生担任の女性教諭(60)が、「帰りの会」で着席しなかった男児の尻をたたくよう、学級の児童約20人全員に指示していたことがわかった。
ほとんどの児童がたたくふりをした程度で、男児にけがはなかったという。高知県教育委員会は不適切な指導として、6日午後にも教諭を処分する方針。
県教委によると、問題が起きたのは10月2日の下校前。男児がなかなか着席せず、担任教諭がほかの児童に「(この男児の)お尻をたたいて帰りなさい」と言った。多くの児童はたたくふりやなでる程度だったが、尻をたたいたり、平手で顔をたたいたりした児童もいたという。
話を聞いた保護者が教諭に抗議。同7日、教諭が校長に報告した。学校側は臨時保護者会を開いて経緯を説明し、文書で保護者に謝罪した。