教諭が女子生徒の顔に頭突きし鼻血、報告なし

教諭が女子生徒の顔に頭突きし鼻血、報告なし
2013年11月15日14時53分 読売新聞

 2011年7月、北九州市八幡西区の市立中学校で、20歳代だった男性教諭が当時2年の女子生徒の顔に頭突きをする体罰を加えながら、当時の校長(58)が市教委に報告していなかったことが14日分かった。
保護者からの連絡で把握した市教委が今年9月、校長を口頭で注意していた。

 市教委などによると、男性教諭は11年7月7日、同級生ともめていた女子生徒を廊下に連れ出し、口論となって顔に頭突きをした。生徒は鼻血を出して病院を受診したという。校長は教諭とともに生徒の保護者に謝罪。「理解してもらった」として、市教委への体罰の報告はしなかった。

 今年6月、市教委が公表した体罰の統計に女子生徒の件がなかったことから、保護者が市教委に問い合わせて発覚。
市教委は同区内の別の中学に異動した校長に事実を確認し、9月2日に口頭で注意した。男性教諭は今年3月に退職しており、処分はしていない。

 校長は読売新聞の取材に対し、「けがをしていない場合など、体罰でも市教委に報告しないことはあった。(口頭注意は)不徳の致すところで、認識が甘かった」と話している。

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