<セクハラ>大阪府公募の商工労働部長を減給処分 依願退職

<セクハラ>大阪府公募の商工労働部長を減給処分 依願退職
毎日新聞 2013年12月4日(水)13時2分配信

 大阪府の公募で昨年4月に就任した民間出身の笠原哲(さとし)商工労働部長(64)が部下の女性職員の体を触るなどセクハラ行為をしたとして、減給(10分の1)6カ月の処分を受けたことが分かった。笠原氏は3日付で依願退職した。4日午後に松井一郎知事が記者会見して謝罪する。

 笠原氏は、証券会社などに勤務し、2005年から5年間、三重県の市立中学で校長も務めた経験もある。府は部長級の公募を12年から始め、笠原氏を初めて採用した。

 11年11月の大阪府知事・市長のダブル選挙では、松井知事と橋下徹大阪市長がそれぞれ公約に「幹部職員の政治任用」を掲げ、就任後に公募を始めた。

 大阪市では、公募した東成区長と小学校長がセクハラ行為で今年9月に減給の懲戒処分を受けるなど、不祥事や問題が相次ぎ発覚している。【林由紀子】

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