名古屋市内の住宅4軒に侵入し、現金や貴金属を盗んだなどとして逮捕された男性2人について、名古屋地検は14日、不起訴処分としました。 不起訴となったのは、名古屋市名東区に住む44歳の男性と、名古屋市北区に住む42歳の男性です。 2人は去年9月、守山区と名東区であわせて4軒の住宅に侵入し、現金およそ150万円や貴金属など時価あわせて2642万円相当を盗んだとして、愛知県警に3度逮捕されていました。 名古屋地検は14日付けで2人を不起訴処分としました。処分の理由は明らかにしていません。 警察は認否を明らかにしていませんでしたが、顔を隠して犯行の機会をうかがうために使われたとみられる傘などを押収し、市内の高級住宅を狙った空き巣被害との関連を調べていました。