マカオ司法警察局とマカオ税関当局は1月13日、同月12日にマカオ外港フェリーターミナルで麻薬密輸事案1件を摘発し、ロシア人の自称エンジニアの男(68)を麻薬密売罪で逮捕、検察院送致したと発表。 両局によれば、タイの税関当局から越境麻薬密売組織が運び屋の男1人を使った空路マカオへの麻薬密輸を計画しているとの情報がもたらされ、配備を敷いて対応にあたったとのこと。 マークしていた運び屋の男は同月9日にタイから麻薬入りとみられるスーツケース1個を持ってマカオ国際空港へ到着し、両局が尾行と調査に着手。男はマカオ半島中区にあるホテルにチェックインした後、一切外出せずに部屋にこもっていたが、12日午前にマカオ到着時と同じスーツケース1個を持ってホテルを出てマカオ外港フェリーターミナルへ向かい、フェリーターミナルで香港行きの高速船のチケットを購入したことを確認し、マカオから出境するタイミングで逮捕した。