解説:韓国の尹大統領拘束、今後予想される動きは 捜査の成功を疑問視する声も

韓国の高官犯罪捜査庁(高捜庁)は15日、内乱を首謀した疑いで尹錫悦大統領を拘束。当局は48時間以内に尹氏の聴取を行い、その後は令状を取って最大20日間勾留するか、釈放することになる。今後数日間に起きると予想されている動きをまとめた。 尹氏は声明で、違法な捜査であるが流血の事態を防ぐため出頭に応じたと主張している。 尹氏は高捜庁の事務所に移送された。高捜庁は12月3日の戒厳令宣布を巡り、尹氏を内乱容疑で捜査している。ただ、高捜庁には大統領を訴追する法的な権限はない。 聯合ニュースによると、高捜庁にはソファが置かれた休憩室も新設されたという。 高捜庁側は200ページに及ぶ質問事項を準備しているが、高捜庁の高官は15日、尹氏は尋問に対し発言を拒否しており、捜査官との面談を録画することにも同意していないと明らかにした。 捜査当局は尹氏を48時間取り調べることが可能。その後は逮捕令状を取って最大20日間勾留するか、釈放することになる。 高捜庁の調査部門4つのうち2部門は現在、担当者が不在。尹氏の捜査を担当しているのは、わずか9人の検事と次長検事のみ。当局に尹氏の捜査を成功させる能力があるかどうか、疑問視する声も上がっている。 拘束期間中、尹氏はソウル拘置所に身柄を移されることになる。過去には朴槿恵元大統領やサムスン電子の李在鎔会長らも同拘置所に拘留された。尹氏もソウル拘置所の独房で留置されるが、通常よりも広く、設備も充実した独房に入るとみられている。

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