被害総額は270万円を超えるということです。北九州市で空き巣を繰り返すなどした疑いで75歳の男が逮捕されました。 自宅から半径1キロの範囲で犯行を繰り返していて捜査員からは「半1の文ちゃん」と呼ばれていました。 警察によりますと北九州市小倉北区の無職大里文男容疑者(75)は去年10月、小倉北区の住宅に侵入し現金や腕時計などを盗んだ疑いで逮捕されました。 その後の調べで大里容疑者は2022年2月から去年10月までの間、空き巣などを20件繰り返し、その被害総額は約270万円に上るということです。 捜査関係者によりますと大里容疑者は自宅から半径1キロの範囲で犯行を繰り返していたため捜査員からは「半1の文ちゃん」と呼ばれ、警戒されていたということです。 大里容疑者は不在中の住宅を狙っていて駐車場に車がなかったり洗濯物が干されていないことなどを確認し住宅の外に置かれていたスコップや左官ごてを使って窓を割り侵入していたとみられています。 警察の調べに対し「生活が苦しかった」と供述し、容疑を認めているということです。