「島のウサギを蹴り殺した犯人を取り押さえた」77匹、不審死に関与か…写真家夫妻に聞いた

「昨日の夕方、大久野島のウサギを蹴り殺した犯人を現行犯で取り押さえました」 1月21日夕方、「ウサギの島」として知られる広島県竹原市の大久野島で、約25年ウサギの写真を撮り続けてきた写真家中村隆之さんと中村麿矢さん夫婦が、ウサギを蹴る暴行を加えた大津市の会社員の男(25)を現行犯で取り押さえ、警察に男の身柄を引き渡したことをX(旧Twitter)で報告しました。 中村さんたちによると、大久野島では昨年11月からウサギの不審な大量死が続いていたとのこと。21日に複数のウサギの遺体と両足を骨折したウサギが見つかり、犯人が今まさに島に居ると断定。そして協力者より怪しい人物がいるとの情報を得て、その人物を見つけて望遠レンズで気づかれないよう遠くから様子を観察していたところ、ニンジンでウサギを誘い出して捕まえようとしていたところを目撃したといいます。 「ニンジンでウサギを誘い出そうとしていた時に近くを人が通り、いったん犯行を諦めたんです。しばらく犯人を尾行していたところ、夕方5時半ごろ犯行を目撃し取り押さえました。警察が島に到着するまでの間、犯人に問いただしたところ、昨年11月からたくさんのウサギを殺害したことを認めて。また、遺体がたくさん見つかった日と犯人が島に来た日も合致しました」

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