不法移民取り締り現場を視察 米新政権の移民と司法担当者

シカゴ、イリノイ州、1月28日 (AP) ― 米連邦政府機関が各地で検挙実績をアピールする中、トランプ新政権の移民政策と司法担当者が1月26日、米国第三の都市イリノイ州シカゴで移民取り締り強化の現場を視察した。 トランプ大統領は、国土安全保障省(DHS)以外の連邦法執行機関を使って、かねてから約束していた大量強制送還を実行しようとしており、その現場を視察したのは「国境の帝王」トム・ホーマン国境管理の統括担当とエミル・ボーブ司法副長官代理だった。 米移民・関税執行局によると、26日一日に全米で956人検挙。前日の25日には286人を検挙したという。ICEは9月30日に終了した会計年度に、1日平均311人の逮捕実績がある。 26日の現場には国土安全保障省の他に連邦捜査局(FBI)、麻薬取締局(DEA)とアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)の捜査官が臨場した。 国土安全保障省は、DEAやATFを含む司法省の諸機関に入国管理権限を拡大したばかり。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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