栃木県内の駐車場からトヨタ自動車のSUV「ランドクルーザープラド」を盗んだとして、警視庁捜査3課は30日、群馬県大泉町に住むブラジル国籍の男女2人を逮捕しました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれもブラジル国籍で大泉町の職業不詳・タムラ・マルセロ・ミツハル容疑者(52)と無職・ヤマネ・カマラ・フルヤ・レイリアネ容疑者(40)です。 2人は、1月7日の深夜、栃木県栃木市の男性の車1台を盗んだ疑いがもたれています。 調べに対しタムラ容疑者は「何も言うことはありません」と供述し、ヤマネ容疑者は「タムラ容疑者に頼まれて車を盗む際の運転手をした」と説明しているということです。 警察によりますと、2人は自動車窃盗グループのメンバーとみられ、グループは去年4月から今年1月にかけて、東京や群馬など1都7県でおよそ60件に関与し、被害総額はおよそ2億1000万円に上るとみて調べを進めています。