1月31日、徳島市論田町の徳島県警察学校で卒業式が行われ、10か月間、警察官としての基礎を学んだ初任科第163期生の13人が巣立ちました。 卒業生たちは、ここで2024年4月から10か月間、法律や逮捕術など警察官に必要な知識や技能を学んできました。 式では三浦正毅学長が、1人1人に卒業証書を手渡しました。 また今回、初めての試みとして卒業生たちが警察官を志した動機が読み上げられ、これからに向けた決意を表明しました。 このあと徳島県警の堺瑞孝本部長が「県民を守る力強い警察官になってほしい」と、激励したのに対し、卒業生代表の板場凱巡査が答辞を述べました。 (初任科第163期卒業生 板場凱巡査) 「安心安全を誇れる徳島県の実現に向けて、今後とも日々の職務に情熱を注ぐ覚悟であります」 (初任科第163期卒業生 近藤優羽巡査) 「しんどいことも多かったんですけど、やっぱり同期と支え合って楽しいことの方が多かったなと。地域の人に寄り添って、強さと優しさを兼ね備えた警察官になりたいと思います」 学び舎を巣立った13人は、1月31日付けで徳島県内5つの警察署に配属されました。