大阪府東大阪市の山中で、切断された男性の遺体が見つかった事件で、警察は28歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは大阪市中央区に住む無職・大木滉斗容疑者（28）で、去年12月28日ごろ、東大阪市山手町の空き家などに、男性の遺体を遺棄した疑いが持たれています。 【記者リポート】「東大阪市の山中です。こちらの建物、廃墟状態となっていて、人が来ることはほとんどないということです」 警察によると、男性は死亡した後に頭部と両腕と足を切断されたとみられています。 身長135センチから145センチ、40から50代前半とみられますが、まだ身元の特定には至っていません。 また、付近の防犯カメラには、大木容疑者とみられる人物がキャリーバッグを引いて山道を登る様子が映っていて、現場にはキャリーバッグが残されていました。 大木容疑者は所在不明となっていましたが、2日になって和歌山県内で発見されました。 【大木容疑者が住むマンションの住人】「突然大阪府警の人がきて」 「『薬品の匂いがしたか？』、『水漏れがなかったか』と聞かれて」 大木容疑者は死体遺棄の容疑を認めていて、警察は死体損壊と殺人の疑いについても調べる方針です。