男子バレーVリーグの元選手を窃盗罪で起訴 車上荒らし繰り返したか

男子バレーボール・Vリーグ2部(V2)の「つくばユナイテッドSun GAIA」(茨城県つくば市)に所属していた元選手が、市内で車上荒らしを繰り返したとして逮捕・起訴されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。ほかにも余罪があるとみられ、県警などが調べている。 捜査関係者によると、2件の窃盗罪で起訴されたのは、つくば市の無職松田康河被告(27)。2024年4月にチームを退団したと発表されていた。 起訴状などによると、松田被告は24年10月2日未明、つくば市内の駐車場に止まっていた車の中から現金約1万7千円や、運転免許証など5点が入った財布を窃取。10月4日夜から翌5日未明の間にも、つくば市内で停車中の車から財布(約5千円相当)を盗んだ、とされている。 県警は10月10日、松田被告を窃盗容疑で逮捕。その後、水戸地検土浦支部が2度にわたり窃盗罪で起訴した。 松田被告は退団時、「4シーズンの間、応援して頂いた皆様には感謝しております。今後については、現役生活に区切りをつけて引退する事も考えています」などとコメントしていた。 「つくばユナイテッドSun GAIA」は6日、朝日新聞の取材に対し、警察から事情聴取を受けたとしたうえで、「(松田被告が)退団した後の事件なので、詳しいことはわからない。退団前にトラブルはなかったと認識している」としている。(原田悠自)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする