愛媛県八幡浜市の90代の女性から警察官などを名乗って犯罪に関わっていると電話でウソをつき現金500万円をだまし取った疑いで、マレーシア人の男が12日に逮捕されました。受け子と見られ余罪などを調べています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定・職業不詳のマレーシア人・ウォン・レイ・シオン容疑者(36)です。 警察の調べによりますと、ウォン・レイ・シオン容疑者は共謀者と去年12月から今年1月にかけて、八幡浜の90代女性に電話で警察官や検察官を装って「犯罪に関わってない証明に現金を預かる」とウソをつき、封筒に入れた500万円を自宅の門の下に置かせて回収しだまし取った疑いがもたれています。 警察は防犯カメラの映像の捜査などから容疑者を特定。大阪市内で発見しました。容疑の認否は明らかにされていません。 警察は役割を「出し子」と見ていて、動機のほか県内でも似た事件が発生していることから関連を調べています。