保育料着服の幼稚園講師が全額弁済 和歌山

保育料着服の幼稚園講師が全額弁済 和歌山
2月10日8時2分配信 産経新聞

 和歌山市立岡山幼稚園(同市吹上)で女性臨時講師(36)が児童らの4カ月分の保育料約280万円を着服していた問題で、市教委は9日、講師が保育料を幼稚園に全額弁済したと発表した。市は講師を業務上横領罪で刑事告訴する方針。

 同日開かれた市立幼稚園の臨時園長会では、12園の園長らに市教委の楠井和樹教職員課長らが事件の経緯を説明。再発防止対策として、金銭を扱う管理職を決める▽振込み日時を明記した徴収簿の作成▽保育料納付が遅れた場合、市は園長に直接連絡、確認する−などを徹底するよう指示した。出席者から「市が直接保育料を集めてもらえないか」などの意見もあり、市は今後、保育料納付に関する手続きの変更を検討する。

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