相撲部顧問の体罰で鼓膜破れる 男子生徒 県に損害賠償請求/岩手

相撲部顧問の体罰で鼓膜破れる 男子生徒 県に損害賠償請求/岩手
IBC岩手放送 2018/6/26(火) 19:36配信

 岩手県立高校に通う男子生徒が、相撲部顧問の体罰で鼓膜が破れるなどの大けがをしたとして岩手県に損害賠償を求める訴えを起こしました。

 訴えによりますと、男子生徒は去年10月、所属していた相撲部の部室で顧問だった40代の男性教諭に頬を数回殴られました。男子生徒はこの時、左耳の鼓膜が破れる全治およそ1か月の大けがをしたということです。男子生徒は県に対し、慰謝料など合わせて220万円の損害賠償を求めています。
 県教育委員会は去年12月、この教諭を停職2か月の懲戒処分としていて、教諭は現在、別の高校で勤務しています。県教育委員会教職員課の梅津久仁宏県立学校人事課長は「受け取った訴状を精査した上で対応を検討したい」としています。

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