ホロコースト関連施設で観光客刺傷 ドイツでは総選挙控える中でテロ相次ぐ

ドイツ・ベルリンの「ホロコースト記念碑」で観光客が刃物で刺されました。警察が容疑者の男を確保する瞬間をANNのカメラが捉えました。 警察官数人がかりで確保された男。ズボンには血痕のようなものが確認できます。 21日午後6時ごろ、ベルリン中心部で30歳の男性が刃物で刺される事件が発生しました。 男性はスペインからの観光客で、重傷ということです。 事件現場は、第2次世界大戦中に虐殺されたユダヤ人を悼む石碑が立ち並ぶ場所で、刺した男は犯行後、現場から逃走しました。 警察は事件発生からおよそ3時間後、現場近くで容疑者の男を逮捕しました。 男の手には血痕が付いていたということです。 男の身元や国籍は発表されていません。 23日に総選挙を控えるドイツでは、去年12月にマグデブルクのクリスマスマーケットに車が突っ込んで5人が死亡、200人以上が負傷しました。 さらに今月13日には、ミュンヘンでデモ隊に車が突入し2人が死亡、およそ40人がけがをするなどテロ事件が相次いでいます。

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