都立高教員、体育祭の画像など保存したＨＤ紛失
2008/09/19 20:01更新 産経新聞
東京都教育委員会は１９日、都立第４商業高校（練馬区）の女性教員（３４）が、延べ６９４人分の個人情報と体育祭の写真約１００枚を保存したハードディスク（ＨＤ）を紛失したと発表した。インターネット上に流出するなどの２次被害は確認されていないという。
都教委によると、教員は１６日午前１１時半ごろ、プログラミング教室の共用パソコンに私物のＵＳＢメモリ型のＨＤを差し込んで資料を印刷したが、ＨＤを抜き忘れた。約３時間後に気づいて教室内を探したが発見できず、１８日に練馬署に盗難届を出した。教室を利用した生徒が持ち去った可能性もあるという。
ＨＤには、卒業生を含む生徒の成績や氏名、体験入学した中学生の名簿、６月に行われた体育祭のスナップ写真が保存されていた。教員がホームページでの利用を想定して顔が特定されないように撮影した写真が大半だが、生徒の顔が分かってしまう写真も含まれているという。