ブログに児童の情報掲載 福祉施設職員を減給
2008/11/06 13:23更新 産経新聞
横浜市は6日、勤務する市立児童福祉施設の入所児童の生い立ちなどの個人情報を自身のインターネットのブログに書き込んでいたとして、市こども青少年局の50代の男性事務職員を、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
職員は「子どもの状況をリポートし社会に考えてほしいと思い、安易に書き込んでしまった」と話しているという。ブログはすでに停止され、市は検索サイトで保存されている情報を削除する手続きをした。
市によると、男性職員は昨年1月から今年5月にかけ19回にわたり、施設の児童17人分の入所経緯や生い立ち、日常生活の様子などをブログに記載。市への匿名の通報で今年5月に発覚、市が調査していた。