都立高不正入試で元校長を免職

都立高不正入試で元校長を免職
2009年2月20日8時4分配信 産経新聞

 都教育委員会は19日、平成18年2月に行われた都立日本橋高校(中央区)の入試で、受験生2人の採点結果を意図的に改竄(かいざん)し、不合格にするよう指示していた元校長の男性(60)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 受験生2人は、同校で暴力行為を起こすなどして17年12月に自主退学したが、18年2月に再受験。2人は合格ラインに達していたが、元校長は再入学で「生活指導上の問題」が再燃すると懸念し、当時の男性副校長(58)に点数を改竄して不合格にするよう指示した。副校長は停職3月の懲戒処分、当時の入試担当の課長級職員を文書訓告処分となった。

 また、18年1月から昨年9月までの間、カメラをカバンに隠し持ち、通勤電車などで女子生徒のスカート内を盗撮した品川区立浜川中学の男性教師(33)を懲戒免職にした。

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