校長の指導後も体罰 広島で2教諭を減給

校長の指導後も体罰 広島で2教諭を減給
2009.3.16 19:09 産経新聞

 広島県教育委員会は16日、体罰で児童や生徒にけがをさせ、校長の指導を受けた後も繰り返したとして、府中市立小の男性教諭(52)と福山市立中の男性教諭(50)を減給10分の1(1〜2カ月)の懲戒処分にした。

 教職員課によると、小学校教諭は昨年9月、担任する2年生の授業で課題に取り組まずぼんやりしていた男子児童を後ろから強く押して、額が机に当たって打撲を負わせ、校長から指導された。

 同12月、給食を食べ終えない女子児童を同様に押して、前歯が牛乳瓶に当たって一部欠けた。

 中学校教諭は昨年5〜9月、男子生徒6人をたたくなどして1人に頸椎(けいつい)ねんざを負わせ指導されたが、同10月にもサッカー部員ら5人をけった。

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