国旗・国歌不起立処分訴訟 都の処分は正当
2009年3月27日0時19分配信 産経新聞
卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱の際に起立しなかった教職員に対する懲戒処分は違法として、都立学校の教諭ら172人が都に処分の取り消しと1人55万円の慰謝料などを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。中西茂裁判長は教諭らの請求を棄却した。
中西裁判長は、都教委が平成15年に出した、卒業式で国旗掲揚と国歌斉唱の徹底を命じた通達と、通達に基づく校長の職務命令について、「特定の思想を持つことを強制、又は禁止するものではない」として、憲法違反には当たらないと判断。
処分についても、「職務命令に違反したことは非難されるべきで、戒告処分が重いともいえない」と結論付けた。