授業を休講にして女子学生と海外旅行 立命大講師が契約解除で提訴
2008.7.3 11:36 産経新聞
立命館大学(京都市)の仏語非常勤講師の男性が昨年10月、授業を休講にして教え子の女子学生3人とチュニジアに旅行し、大学側が「不適切な行為」として契約を打ち切ったことが3日、わかった。男性は「厳しすぎる」として地位確認を求めて京都地裁に提訴した。
訴状によると、男性は平成17年4月に採用。フランス語を専攻した4回生を中心に自主ゼミを作り、昨年10月12日から22日にメンバーの女子学生3人とチュニジアに旅行。その際、現地に語学留学中の別の女子学生宅に1泊した。この間、授業10コマが休講になった。
男性側は「学生はいずれも成人で親も了承しており問題ない。その後、補講も行った。解雇権の乱用だ」と主張。立命大は「教育者としてふさわしくない行為。男性には最後まで誠実な反省がみられなかった」としている。