大学講師の強制わいせつ:金沢検察審「不起訴不当」 /石川
2009年7月24日15時1分配信 毎日新聞
県内の小学校高学年の女児にわいせつ行為をしたとして強制わいせつ容疑で書類送検された県内私立大の外国人男性講師(50)に対し、金沢地検が不起訴処分にしたことについて、金沢検察審査会は22日、「不起訴不当」と議決した。
議決によると、男性は07年1月13日ごろ、女児が13歳未満だと知りながら、自宅で女児にわいせつな行為をしたとされる。地検は同年12月、「女児の供述に変遷があり立証は困難」として嫌疑不十分で不起訴処分とした。被害者側は昨年8月、審査を申し立てた。男性に損害賠償を求めた訴訟は金沢地裁で係争中。山本真千子・次席検事は「議決の内容を踏まえ所要の再捜査を尽くしたい」とした。【澤本麻里子】
7月24日朝刊