元山梨大教授のセクハラ:ハラスメント防止委員務め/“犯行”時期と重複 /山梨

元山梨大教授のセクハラ:ハラスメント防止委員務め/“犯行”時期と重複 /山梨
2009年8月6日11時0分配信 毎日新聞

 女性助手の体を触るなどの行為を繰り返し、1日付で退職した山梨大大学院医学工学総合研究部の60代の男性元教授が、同大の「キャンパスハラスメント防止対策委員会」の委員を務めていたことが分かった。
 同大によると、元教授は05年4月から08年3月までの3年間、委員としてセクハラ行為の検証や相談を受ける立場だった。元教授の女性助手に対する「セクシュアルハラスメントとパワーハラスメント」が認定されたのは06年1月〜07年7月で、元教授が委員だった時期と重なる。同委は08年3月に元教授のハラスメント行為の調査開始を決め、元教授を委員から外した。
 同委の星和彦委員長は「100%完ぺきな人はいない。選任する前に委員がセクハラをするかどうか調べる方法があるのか」と話した。【小林悠太】

8月6日朝刊

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