宮古島市で国指定天然記念物「オカヤドカリ」を台湾出身の男らが持ち出す 沖縄

3月31日、国指定天然記念物「オカヤドカリ」998匹を不当に持ち出そうとしたとして、警察は台湾出身の男2人を逮捕しました。 文化財保護法違反の疑いで逮捕されたのは台湾出身の自称・グラフィックデザイナー林柏亨容疑者(29)と自称・会社員の黄皓天容疑者(29)です。 警察によりますと林容疑者らは、3月30日午後8時45分ごろ宮古島市内でオカヤドカリ998匹が入ったダンボール4箱を県外へ持ち出そうとした疑いが持たれています。 林容疑者ら2人が配送手続きをした荷物を空港内の荷物検査で調べると、ヤドカリのようなものが見つかったため宅配業者が警察へ通報。その後、宅配業者から連絡を受けダンボールを取りに来た男らと接触した警察が箱の中身を確認したところ、オカヤドカリを見つけたため逮捕したということです。 警察の調べに対して林容疑者らは「中にヤドカリが入っていたのは知っていたが、自分たちは取ってはいない人に頼まれた」と一部容疑を否認していて、警察では今後、捕獲場所や犯行動機などを調べるとしています。

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