「ネトゲの知り合いに会いに行く」と家を出た女子高生が殺害…増える“オンラインゲームがきっかけの事件”に警察やゲーム会社も注意喚起

愛知県一宮市にて3月31日、オンラインゲームで知り合った女子高生を殺害し自宅に遺棄したとして、21歳無職の江口真先容疑者が逮捕されました。被害者の女子高生は東京都葛飾区在住で、28日に「オンラインゲームで知り合った愛知の友人のところに行ってくる」と家族に伝え家を出たといいます。 ◆オンラインゲームをきっかけとした犯罪が増加中 NHK NEWSの報道によれば、江口容疑者と被害者は『フォートナイト』で知り合ったとみられ、調べに対し「高校生と自宅で会って過ごした。その後、インターネットのゲームのことで口論になった」と供述。「自分の部屋で自宅にあった包丁で刺した」などと殺害をほのめかす供述もしているとのことです。 オンラインゲームがきっかけで犯罪被害に巻き込まれる子どもの数は増加しており、昨今では男子高校生がオンラインゲームで知り合った人物から海外渡航を持ちかけられ、ミャンマーにて特殊詐欺グループに監禁されていたという報道も記憶に新しいところです。 警察庁によれば2023年、被害に巻き込まれた子どもが相手と知り合った主なゲームは、多い順に『荒野行動』が27人、『We Play』が23人、『フォートナイト』が11人、『第五人格』が9人だったといいます。 ◆今一度注意を!警察庁やゲーム会社からも声明が公開 被害の増加に伴い、2月には警察庁から「子供が犯罪に巻き込まれるきっかけとなるオンラインゲームに関する注意喚起」が公開。これを受けて『荒野行動』や『第五人格』の開発・運営元であるNetEase Gamesからも「NetEase Gamesのオンライン安全対策とユーザー保護に関する声明」が発表されています。 発表の中ではゲームという性質上、レアなアイテムをくれたり攻略方法をアドバイスしてくれたりという「ゲーム上級者に対する憧れの感情」から子どもの信頼を得やすいことや、協力型ゲームでは見知らぬ相手同士でも仲間意識を持ちやすいことなどに触れ、それを利用して犯罪行為を働くものがいると周知。 これを踏まえた上で、ペアレンタルコントロール機能を活用して子供のオンラインゲーム利用を適切に管理したり、「個人情報や不適切なメッセージを他人に送らない」「少しでも不安を感じたら相談する」といった家庭内でのルールを作ったりするよう促しています。 また、NetEase Gamesも「関連法規を厳格に遵守」「未成年者保護機能の強化」「オンライン安全教育の推進」の3つを掲げ、オンラインゲームの安全を保つべく対応を進めていくとしています。 今回の痛ましい事件や警察庁・ゲーム企業からの声明を踏まえ、ゲームを遊ぶ本人はもちろん、そういった子どもを持つ親御さんも今一度注意が必要です。

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