広末涼子容疑者、出演予定の映画はお蔵入り避けられず…女優復帰は困難

交通事故後に搬送先の病院で看護師に暴行したなどとして女優・広末涼子容疑者(44)が傷害の疑いで逮捕、送検された事件で、静岡地検浜松支部は10日、広末容疑者の勾留を請求し、静岡地裁浜松支部に認められた。同地検支部が明らかにした。静岡地検は同容疑者を原則で10日間、最大で20日間の身柄拘束が可能となる。勾留期間中に保釈される可能性もある。 また、静岡県警はこの日午前、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで、東京都世田谷区にある広末容疑者の自宅への家宅捜索を実施。スーツ姿の捜査員約10人がインターホンを鳴らして室内へ。約2時間にわたって調べを進め、プラスチック製の箱を手に出てきた。現場はパイロンで規制され、一時騒然とした。捜査関係者によると、危険運転致傷の疑いは、事故によって骨折した同乗の男性を被害者として扱うものだという。 広末容疑者を巡っては、7日に新東名高速道路で自身が運転していた乗用車を大型トレーラーに追突させる事故が発生。同乗していたマネジャーを名乗る男性と共に病院に搬送され、そこで傷害事件も起こした。 捜査関係者によると、広末容疑者の身柄は静岡地検浜松支部から静岡県浜松西警察署に護送済み。同容疑者の代理人弁護士が裁判所の勾留決定に対する準抗告を行っているといい、近くその判断が下されるという。準抗告が認められれば、直ちに釈放される。 勾留先の浜松西署の前には前日に続き、多くの報道陣が集まった。この日は長男の21回目の誕生日。「家族は生きる原動力」と話していた広末容疑者だが、一緒に祝うことはできなかった。 〇…広末容疑者の逮捕によって、出演予定だった映画の撮影が中断したことが10日、明らかになった。広末容疑者は今月上旬から奈良県内で行われた撮影に参加。7日に都内の自宅に戻る途中の高速道路で事故を起こし、搬送先の病院で看護師を蹴るなどして8日に逮捕された。都内での撮影予定もあったが、奈良市の担当者はスポーツ報知の取材に「製作会社から撮影を中断すると聞いています」と答えた。広末容疑者の女優復帰は困難な状況で、お蔵入りは避けられそうにない。

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