在留期限が切れ、就労資格のないネパール人を茨城県の廃品買取会社で働かせたとして、中国国籍の会社役員など男2人が宮城県警に逮捕された。 不法就労助長の疑いで逮捕されたのは、茨城県古河市に住む会社役員の中国国籍の男(36)と、茨城県坂東市に住む会社員の男(36)。 警察によると、2人は坂東市の同じ廃品買取会社に勤めていて、在留期限が切れ就労資格を失っていたネパール人を、共謀して2024年10月から2025年2月にわたり自社で働かせた疑いがもたれている。 このネパール人は2025年2月に不法残留の疑いで逮捕、起訴されていて、その捜査の過程で今回の犯行が発覚した。 警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにせず、調べを進めている。