「プロ意識が足りない」大御所女性タレント(75) 逮捕で主演映画“お蔵入り”危機の広末涼子に呈した“苦言”

静岡県掛川市の新東名高速道路で追突事故を起こし、搬送先の病院で看護師に軽傷を負わせたとして傷害の疑いで逮捕・送検された広末涼子容疑者(44)。静岡地裁浜松支部は4月10日に10日間の勾留を認めたいっぽう、事件による影響は仕事にも波及している。 追突事故が起きたのは、映画の撮影で滞在していた奈良県から都内の自宅に帰る途中だったという広末容疑者。来年公開予定の骨髄バンクをテーマにした映画『おんおくり』の撮影に主演として参加していたと見られ、公開されれば本格的な女優復帰作品となる予定だった。 「事故発生当日も映画の撮影は奈良市内で続けられていましたが、広末さんは先に帰宅してしまったそうです。撮影現場では広末さんの体調によって撮影スケジュールが大幅に変更されたり、広末さんと監督が意見や方向性の違いで言い争ったりするなどのトラブルがあったと一部で報じられています。逮捕後は広末さんが芸能活動を自粛することも発表され、女優復帰は絶望的となってしまいました」(スポーツ紙記者) 広末容疑者が逮捕された4月8日には、5月に東京・調布市と地元の高知市で出演予定だった朗読劇「星の王子さま 朗読と音楽が奏でる心の旅」の中止が発表されることに。続く11日にも、広末容疑者が6月に大分県内で出演予定だった音楽イベント「いのちのうた」の中止が発表された。 こうした事態に、芸能界で長く活躍する大御所タレントも驚きを隠せなかったようだ。 「びっくりしたよね。最初は『自称・広末涼子容疑者』だったから、私も何気に見て『よう似てんなぁ』と思ってたのよ。モノマネしてる人かなと思ったら、免許証をその時に持ってなかったから確認できなかったと。ちょっと脇が甘いね。どっちにしても色んな意味で」 4月13日放送の情報バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、広末容疑者の逮捕騒動を約20分にわたって特集。コーナー冒頭でこう語ったのは、MCの和田アキ子(75)だ。 広末容疑者が出演予定だった映画が“お蔵入り”になる可能性を報じた記事が紹介された際に、同じ芸能人として苦言を呈する一幕があった。 撮影現場では“テンションの浮き沈みが激しかった”と伝えられた広末容疑者に対して、和田は「演ずる人はその役になり切ったりするということもあるから、アップダウンはあると思うけれども」と前置きした上でこう続けた。 「映画とかはみんなで作るもんだから。奈良県もすごい協力したと思うし、まして骨髄バンクって結構シビアなテーマじゃないですか。そうすると色んな方に、(撮影に協力してくれた)病院関係の人とかね、お世話になった人に不義理をして東京へ帰ってきちゃったってのは、ちょっとどうなんだろうね」 広末容疑者の行動を疑問視した和田は、こうも断じた。 「言っちゃあ悪いけど、そんなに仕事してなかったじゃない。わりと今話題になってきたんだから、大事にするべきよね。やっぱり、ちょっと脇が甘い。プロ意識が私は足りないと思う」 また広末容疑者と監督の衝突や、助監督の離脱といった撮影トラブルが伝えられると、和田は「すべて本当かどうかはわかりませんけども、もしそうだとしたら、その状態で東京へ向かって自分が車を運転するってのは、もっと危ないですね」と私見を述べていた。 広末容疑者の行動によって仕事関係者にも迷惑がかかってしまったことを批判した和田に、ニュースサイトのコメント欄では《ごもっともな意見だと思う》《今回ばかりは同意》と賛同する声も寄せられている。 追突事故を起こす直前にはサービスエリアで「広末でーす」と他人に絡む姿が目撃されたほか、事故現場にはブレーキ痕がなかったことも伝えられた広末容疑者。どのような結末を迎えるのか、捜査の行方に注目が集まっている。

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