若狭弁護士 広末涼子の今後「傷害罪は起訴猶予、薬物が出なかったので危険運転致傷罪の可能性も低い」

元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が16日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。交通事故後に搬送先の病院で看護師に暴行したなどとして傷害の疑いで逮捕、送検された女優の広末涼子(44)が16日朝、勾留されていた静岡県の浜松西警察署から釈放されたことに言及した。 午前6時20分、靴まで黒の上下黒い服装で浜松西警察署の正面玄関に姿を現した広末は少しやつれた表情。報道陣を前に3秒ほど頭を下げた。少し笑みを浮かべた後、再び頭を下げると黒い車に乗り込み、警察署を後にした。 同署によると、釈放の時間は午前5時56分だったという。その後、準備を進め、警察署の前に広末が立ったのが午前6時20分になった。 若狭氏は、今回の釈放について、看護師との示談が成立した可能性が高いとし、「傷害罪についてはもう処罰されない、いわゆる起訴猶予、不起訴になる可能性が高いと思います」とコメント。また、「少なくとも危険運転致傷罪ということで、薬物の影響で事故を起こしたのではないかと疑いを持って捜索まで入ったんですけど、薬物を体内に入れたという証拠が見つからないということなので、今後は危険運転致傷罪という薬物の影響下の犯罪事実での処罰は難しいと思います」と指摘し、「危険運転の場合は、薬物は違法な薬物ではなくて処方された、あるいは市販の薬物であったとしてもその影響下で事故を起こすと危険運転致傷罪になるんですけど、薬物が出なかったということなので危険運転致傷罪の可能性はないんじゃないかと思います」と自身の見解を述べた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする